おじいちゃん　ばあちゃんのドタバタ釣行記

　　　朝　台所から　ガタガタする物音で目が覚めました。
　　　　
　　　　　　　　　『　何やってるん　弁当なんか作ってどこへ行くんや　』
　　　　　
　　　　　　　　　『　ええっ～～～～　この間約束したんやんか　』

　　　　　　　　　『　何を　？？？？？？　』

　　　　　　　　　『　なんで～　１０月はほとんど仕事が入ってるんで　
　　　　　　　　　　　　　　　　この日ぐらいは晴れたら釣りに行こうって言ってたんやんか　』

　　　　　　　　　『　いつ頃　？？？？？？？？？？？？？　』
　
　　　　　　　　　『　15日ほど前　　　寝てる時に　・・・・　』　　((´∀｀))ｹﾗｹﾗ　

　　　　　　　　　　寝物語　って言葉があって　お互い起きてたら話になりますが　　　　　　
　　　　　　　　　　片一方が完全寝てたら話にならんがな。　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　・・・・・・　そりゃ～　まったく知らんはず　・・・・・・・・

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　朝から弁当も作って完璧に準備もされてたら　いまさら　　・・・・・・・・・・
　　　　
　　　　　行ってきました　　ターゲットは　アオリイカ




　　　　　　　　沖縄から帰ってきて以来　まだまともにアオリイカを釣ったことない相方から　　　　　

　　　　　　　　『　まだ一度も合わせて釣ったことない、いつの間にか竿上げたら引っかかってた
　　　　　　　　のばっかり　なんで釣れんのやろう　』
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　そりゃ～　今の腕では　まだまだむりでっせ　　　



　　　　　　　　　今年は　アオリ釣りに行けば必ず釣れる私の釣果に　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　負けず嫌いな相方が相当イライラしてたのはわかっていたが　



　　　　　　　『　10月が過ぎるとアオリも釣るのがむつかしくなるらしいから今年最後、
　　　　　　　　　1杯でいいから私にも釣らさせて　』　　ですって



　　　　　　　　　　　何時になく　可愛らしい　（顔じゃ～ない）　言葉が




　　　　　　　　釣らさせましたよ　　　




　別に顔にボカシ入れる必要はないのですが
　　　　　　　あまりにもひどいこの画像を見られた方が不快な思いをされないために　・・・・・　

　　　　　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　　昼過ぎに目的地に到着　　まず海をバックに二人してのんびりと弁当を食べる
　　　　　　　イカスミ跡を探すがほとんどない、あったとしてもその場所には先客が陣取っておられる。
　　　　　　　誰もいない場所でわずかばかりのイカスミ跡に相方を、そこから15メートルほど離れた所に
　　　　　　　私が・・・・・・　　今日の釣りはこのわずかばかりのスミ跡に期待して釣座とする。
　　　　　　　時間がたつとともに釣り客も増えほとんどの方は生きアジを使ったヤエン釣り。
　　　　　　　当然、私と相方の間にも3人の方が竿を出し流れてくる浮きを避けながらのエギング。
　　　　　　　その中で私は３杯のアオリをキープしたが、釣る度にお隣の浮きが私に近ずいてくる。　
　　　　　　　このままだと釣り場がなくなりそうなので相方を呼び寄せ私とくっついてエギング開始　
　　　　　　　　　　（　ヤエン釣りの方は最後までアオリの顔を見ないまま移動された　）　　


　　　　　　　ここからは　相方にも釣らせたいとサポートに徹していました。
　　　　　　　今迄と違って　素直に言うことを聞き入れこれならひょっとして釣るかも　・・・・・
　　　　　　　私が用を足しにちょっと場所を離れてると遠くまで聞こえる大きな声が～～～～～　　　





　　　　　　　　　　　　ついに　　　



　　　　　　『　お父さん　お父さん　　釣れた　　釣れたで　』　と　大声で私を呼んでいる。
　　　　　　駆け寄ってみると私よりデカいアオリを自慢げにぶら下げて
　　　　　　『　こんな大きいアオリ　沖縄以外で釣ったの始めて　写真撮って　ⅱ　』　









　　　　　　　
　　　　　　　　　　　この後　たて続けに２杯のアオリを釣り　さぁ～これから爆釣モードに
　　　　　　　　　　　と思ってた所　大粒の雨が　・・・・・・・・・・


　　　　　　　　　　思い出した　そうなんや　今日夕方から大雨の予定だった
　　　　　　　　　　慌てて　両手に荷物抱え込んで走るように車に滑り込む。
　　　　　　　　　　


　　　　　・・・・・　　おかげでほとんど濡れなかったが　帰りは土砂降りの中を家路に　・・・・
　






　　
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　相方とは　数ではまず負けたことないが なんで大きさで負けるんやろ

　　　　　　　　　　　　　どうせ数で負けるんやったら　せめて大きさでもと思う負けず嫌いな性格が
　　　　　　　　　　　　　意地と執念を掻き立てた結果なんだろうか　？