おじいちゃん　ばあちゃんのドタバタ釣行記

　　　　『　お父さんの運転で遠くまで行けるのも　
　　　　　　　　　　　　後2～3年ぐらいかな、そう思うとあと何回らい釣りに行けるやろ　』　　



　　　　　　　・・・・・　　おい　おいっ　まだそんな　じいちゃん　でもないがな　・・・・・


　　　　　　　しかしよく考えてみると　今、72歳やから3年後　75歳　？？？？
　　　　　　　高齢者の運転が問題になってる現実を思うと今後だんだん規制が　
　　　　　　　厳しくなり近いうちに乗れなくなる時代がやってくるかも。　


　　　でもその言葉が出るからには何を言いたいのかだいたいわかってはいたが　案の定

　　　　　　　　『　この間　やっとアオリの釣り方がわかったみたい
　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れないうちに　もう1回だけ連れてって　』　ですって～　　　



　　　　　　　年金生活の身　時間的な余裕は十分あるが　金銭的なこと思うと　・・・・
　　　　　　　でもパチンコ　も　酒　も　女遊び　も一切しないのやからまぁ　いいかっ～　
　　　　　
　　　
　　　　　　　　　てなことで　1週間ほど前に行ったばかりなのに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　またまたアオリ目的で近くの漁港まで行ってきました
　　　

　　　　　　　　そこでも　また　やらかしました　　　
　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　





　　この日は　共倒れしないようにイカスミ跡の多い右端の防波堤に相方が
　　　　　そこから5～6００メートルほど離れた防波堤に私が入り釣り開始。
　　　　　1時間ほどまったくアタリ無し、イライラしてると相方から電話が　・・・・・・


　　　　　　　　　『　お父さん釣ったで　こないだよりデカいで　
　　　　　　　　　　　　　　　そっちはどう　？　釣れてないならこっちへおいで　』
　　
　　　　　　　　　　　　　　　・・・・　私としても意地があるので ・・・・

　　　　　　　　　『　まだ　ボーズやけど　もうちょっとここでやってる　』

　　　　　　と答えた後　エギの色を変えたり、大きさを変えたり、場所を変えたり
　　　　　　必死で打ち続けてると、やっと1杯のでかいアオリをゲットできた
　　　　　　その後もたて続けに3杯良い型のアオリをゲットして　さあ、これから
　　　　　　数釣りをと思っていたら　相方から電話が　・・・・　　　　



　　　　　　　　『　お父さんどうや　こっちはあれ以来まったくダメ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そっちも釣れてないやろ　ぼちぼち帰ろうか　』　　ですって


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こちらの状況を話すと

　　　　　　　　　『　これから　すぐそちらへ行くわ　』　　
　
　　　　　　　　　　　　相当な速さで走ってきたらしく　ふーふー言いながら私の釣果を見るなり

　　　　　　　　　『　うそっ～　4ッも釣ったん　どこ　どこで、どっちを向いて投げてたん　』


　　　　　　　　と　言うなり即　そちら向けて打ち込む。　3～4投打ち込んただろうか　

　　　　　　　　　『　あかん　根掛かりしてもた　』　と言いながら竿を置いてラインを手で引っ張った後
　　　　　　　　　『　よかった　よかった　外れた　でもなんか大きな藻が引っ掛かてきたわ　』　
　　　　　　　
　　　　　　と　暗闇でぶつぶつ言いながらリールを巻いていた。
　　　　　　よく見てみると月明かりの水面にぼんやりと何か動くようにも見える

　　　　　　　　　『　お前　タコ　が釣れてるがな　』

　　　　　　　　　『　うそ～　違う大きな藻やで　』　　と言った後

　　　　　　　　　『　いやっ～　ホンマや　タコ　タコ　』　　　


　　　　　初めて釣った　タコ　によほどうれしかったのかぶら～んとぶら下げたまま
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　『　写真撮って　』　ってポーズをとる。　


　　　　　　　　　明日は　二人とも仕事なので　このタコが釣れた所で納竿としました。










　　　　相方のアオリが　胴長　20センチと型の良いタコ　　　　　　　　　
　　　　私のアオリが　胴長　20センチを頭に18センチ　キープサイズが２杯　リリースが1杯の釣果　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　当分の間　アオリの刺身　が思う存分食べられそうです。