♪♪ こんな光景は沖縄では見られないですよね ♪♪

いしんかーちん

2010年11月05日 14:59

この時期よくスーパーなどで目に付く干し柿…  
沖縄でも買う事は出来ますが、軒下にぶらぶらぶら下がってる光景は見られないでしょうね。

   今湖北では干し柿の最盛期です。  





私の子供の頃 ≪ つりんぼ ≫ と言って
  各家庭の軒先でしぶ柿の皮をむいて干してた光景を思い出します。
   

食糧不足でまともに砂糖も口にする事が出来なかった時代、糖度が砂糖の1,5倍もあると言われるこのつりんぼが、何よりも最高のおやつだった事は言うまでも無いですよね。


  昨日通りすがった道横でこんな光景を目にしました  


毎年晩秋の風物詩として新聞などでも紹介される
      「 あまんぼう 」 は米原市日光寺特産の干し柿です。


丸太でくまれたわらぶき屋根の昔ながらの柿の屋(かきのや)と呼ばれる小屋に柿をつるし干し柿を作ります。柿は皮をむいて柿屋で約1カ月間天日干し。途中、甘みを引き出すために実をもみ、取り入れた後はむしろをかぶせて白い粉を吹かせます。








この あまんぼう 地域によって
さらし柿 つりんぼ 干し柿 等々いろんな呼び名があるみたいです。



又、カキの皮を乾燥させると、皮は甘くなりこれをタクアンなど漬物の甘味に使います。一緒に漬け込みますと、品の良い甘さになります。 





干し柿にするカキは、そのまま食べると渋くて食べられません。
柿の渋みの正体はタンニンで、カキの実が未熟なうちに鳥や小動物に食べられてしまわないよう防衛手段といわれているらしいですね。
このタンニン 干す事によって渋みも取れ水分が抜けて糖度が凝縮されるらしいのですが不思議ですね。