♪♪ 神秘的な幻想の世界 サンゴの産卵を目の前で見て ♪♪
前回 さんご畑へ行った時に、その時々のサンゴの状態を携帯メールしてくれる会員登録をしておきました。
昨日の19時過ぎに ≪ 夜遅くからすみません 今日の21時半頃からサンゴの産卵が始まりそうです、それでさんご畑通信をご愛読頂ける皆さんとぜひ命の感動を共有したいと思いまして… こんな夜遅い時間ですがご都合付けるようでしたら ぜひ入場は無料ですので… ≫ とのメールが入ってきました。
テレビなんかでは見た事あるのですが実際目の前で… って思うと 即二人で飛び出しました。
着いてみるとスタッフの方が今か今かと潜って観察しておられる。
30分ほどしただろうか、あっちこっちで一斉の歓声が…
新たな生命の誕生を
目の前で見て思わず感動しました
サンゴって、年に一度初夏の満月の夜に産卵が始まるのですね。
今回はミドリイシの産卵シーンを見ましたがサンゴから放出されているのは卵ではなく、複数の卵と精子の詰まったカプセル(バンドル)で、このカプセルが浮上していき、水面ではじけて受精するという仕組みになっているようですね。
できるだけ多くの子孫を残すために、自分で動くことのできないサンゴは、潮の満ち引きが一番大きい大潮(つまり満月の前後)のタイミングを見計らってハンドルを放出するとの事です。
また放出されたハンドルは割れるまでは受精は行われず、別のバンドルから出た卵と精子が出会ってはじめて受精ができるので、一斉に放出して出会える確率を上げているとのお話を聞いてきました。
子孫繁栄のために一生懸命であるサンゴが、
植物ではなく、私たちと同じ動物である
ことをあらためて実感させられたひと時でした。
沖縄に来て心に残るひとコマが 又、一つ追加されました。
世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵を成功させた男の実話 映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』の中で 松雪泰子が演じた金城健司さんの奥さんと一緒に…
あんだけ感動した証拠画像をなんとかって思いましたが
サンゴの産卵シーンの画像はあまりにも卵が小さく、望遠で引き寄せればピンボケ、私の持ってる安物デジカメでは何枚撮ってもまともな画像は1枚も無く ガックリ