★★ なにっ~ ドバミミズ ???? ★★
ええっ ~~~
そんな 高級魚 が そんなに ・・・・・・
その時に 釣った方の話によると
『 餌はミミズ ミミズはミミズでも ドバミミズ しか釣れんで 』
『 真夏にこのミミズを捕るのが釣るよりもむつかしい 』
『 針に1匹丸掛けして 打ち込むだけやで 』
とそのミミズを手で取り見せてくれた
・・・・・ このミミズなら 裏の畑にいくらでもいるがな ・・・・・
早速 次の日 畑をほじくり返したが 梅雨時あんなにいたドバミミズ
どころか普通のミミズすら1匹たりとも見当たらない。
私はあきらめたが 普段 畑に顔すら出したことのない相方 が
その日から家にいないなぁ~ と思ったら 裏の畑でミミズ捕り。
『 おった おった アジサイの下をスコップで深くひっくり返したら
2匹捕れたで 』 と
普段虫という虫は一切触る事が出来ない相方 が、私でも
ぞおっとするバカでかいミミズを大事そうに手の中に入れ
『 お父さん お父さん 早くバケツに土入れてくれる 』 ですって ・・・・・
( 12日ほどかかってひたすら釣りたいとの思いだけで28匹のドバミミズを確保 )
( ネットで調べてみたら 夏になるとミミズは湿気を求めて土深く逃げ込むため
まず入手する事は非常に難しい ) と書いてあった。
この日私は 午前中シルバーの仕事で疲れて帰ってきたら
『 お父さん、お父さん 今日夕方から釣りに行こうな 』 ですって
ホントに釣りに対しては 人が変わる弱った相方ですが
まったく嫌いでもない私ですのでいやとも言わず O K
よく お前ら二人は 似たもの夫婦 やね と言われるが
こんなところが 似たもの夫婦 って言われるんでしょうね
5時過ぎに現地に到着 まず 手作りの ミミズ刺しで
バカでかいドバミミズをがっちりと針に固定して私が
1本 相方が2本の竿をクーラーに固定して準備完了
ここで私はセイゴ、あわよくばスズキ狙いで大きい目のミノーを
セットし クーラーから7~8メートルほど離れた所でジギング開始
すると 竿先に取り付けておいた鈴がはげしく鳴ったと思った瞬間
空のクーラーが大きく動く
『 お~いっ 僕の竿 あたってるからあげて 』
『 いや~ ホンマや 』 動くクーラーを尻で押さえ大きく合わせを入れる。
『 大きい 大きいで 』 と言ったかと思ったら
『 あれ~ ばらしてもた 』
『 いやっ のってるのってる おおっ~ すご~~~い引く 』
『 あれ~ 軽くなってしもた 』
『 いや~ 違う のってる のってる 』
釣り人は僕らだけやから別に問題ないけれど
70歳過ぎのおばあちゃんが恥ずかしいほど大声で ギャー ギャー とうるさい
無事 タモに収まったのが
73センチの 大ウナギ
ウナギはスカリに入れても いつの間にかいなくなる
と聞いていたので ネットに入れ口を完全にくくり、 そのうえ
フラシに入れ ここも完全にくくり付けておいた。
それから2投目 また私の竿にアタリが
この時も離れていたので 鈴の音を聞いた相方が暗闇の中で
バタバタしてる姿が遠くから確認できた。
先ほどのと比べるとちょっと小さいが ちょうどかば焼きサイズ
のウナギを無事ゲット。
この時間帯 一時入れ食い状態でしたが
根に潜られてハリス切れ、タモ入れ寸前で針外れ、大きなアタリに空合わせ
かろうじて自分の竿で最後の1匹を追加したがその後ぴったりとアタリもなくなり
私は 1回も竿持つことなく 納竿としました。
生きたまま持ち帰り 地下水を流しぱなしで2日間生かしておいた
明日 かば焼き にするつもりだが
生まれて初めての挑戦
うまく3枚に開くことが出来るやろか