♪♪ なんと生命力のあるモクズガニ ♪♪
この時期 河口に接岸してくる モクズカニ を
夕方になって相方から 『 これからカニ獲りに行こうな 』 って ・・・・
このモクズカニ (上海カニと同種) 濃厚なカニエキスが出るため
いろいろな料理に重宝されています。
タモ網、懐中電灯、バケツを車に乗せ海に向け45分ほど車を走らす。
現場に着いて さあっ~ これから二人で モクズカニ でも獲ろうと思ったら
『 ちょっとだけ 釣りさせて 』 といつ車に乗せたのかルアー竿に
大きい目のミノーを付け 河口でスズキ狙いの ルア~釣り ・・・・・
まさか 今日は釣りをしないと思っていたのに
私がモクズカニ を6匹ほど獲った時 近くで釣ってた相方が
『 お父さん お父さん 何か大きいの釣れたみたい タモ、 タモ 持ってきて 』
タモ片手に走っていくと あまり引きは強くなさそうだが
何か細長くでかい 訳のわからん魚を釣ったようだ。
電気を照らしてみるとタモに収まり切らない
『 なぁ~んや ダツ かいな 』 とちょっと不満そうだが
久々に釣りあげ リリースした後の表情はまんざらでもなさそう
1時間ほどで食べる分の モクズカニ をゲット出来たので
まだ釣りたそうにしてた相方を無視して納竿とした。
見た目ちょっと不気味な感じがしますが 味は濃厚で美味
確か 10匹 は間違いなく獲ったと思ってたが 結果 8匹 のモクズカニを持ち帰ったらしい
次の日 大垣まで買い物に行く途中 ガソリンスタンへ立ち寄った際
ドアーを開けたかと思うと私より先に車から飛び出し隣でガソリン入れてた
可愛い子ちゃんめがけて逃走する モクズカニ ・・・・・・・
びっくりしたのだろう 小さく殺したような声で 『 きゃっ~ 』 っと一言
『 ごめんね 』 と一言発して ( こんな時しか若い女性と話す機会はない)
素手では怖いので昨日持って行ったタモがまだ車に乗ってたのを思い出し
タモですくって目の前を流れてる牧田川にリリース。
騒動も一息ついてのんびりと外食も済まし帰路についてると
今度は 相方の 『 ぎゃっ~~~ 』 と猫でも踏みつぶしたような
悲鳴をあげ足をバタバタさせながら 『 ぎゃっ~ ぎゃっ~~~ 』
そんな行動にモクズカニもびっくりしたのか すごい勢いで私の方へ ・・・・・・
慌てて急停車 (のんびりした田舎道でよかった)
二人が車から飛び降りて恐る恐る車の中を覗き見るが カニの姿が
見当たらない。
足元マットの下にでもいるのかと思い マットを触ったトタン
座席の下から私の手に飛びつくように飛び出してきた。
( 相方がタモの柄で反対側から追い出したため)
どうにかこうにか やっとの思いでタモに入れることが出来た。
帰る道が 行きと同じ道でこれまた目の前が牧田川。
(牧田川はモクズカニの生息する川)
このカニも 先ほどと同じように同じ川にリリース
しかし モクズカニ ってすごい生命力なんですね
間違いなく10匹獲ったはずなのに
家に帰ってみたら8匹しかいなかった原因がはっきりした
逃げたら大変なので大きなバケツに入れて持ち帰ったのに
まさかのまさか どうして逃亡したのかいまだに不思議でならない。
この日の夕食は カニ飯 に カニの味噌汁 とカニずくし
濃縮なカニエキスが出て美味しかったので写真も撮り忘れ 即完食 ・・・・・・